引越しに要注意!住所変更忘れで借入れ不能の可能性アリ
引越しをするという時に、前準備はしっかりするものの、運び出して移動した後の手続きや後処理等には時間がかかってしまうものである。とりあえず、自分と荷物さえ移動させてしまえばそれからの事は、徐々にやっていけばよいという考えになる。
しかし、そこで重要なことは自分自身の住むところが変わったのだという住所変更手続きを早めにしておかなければならないということだ。そうしておかないと、必要な書類が新居に届かないどころか、旧居に住んでいる確認が取れないということで、大変な事態を引き起こす場合があるのだ。
その中でも最も危険なものがお金が絡んだ契約に関する書類が届かない場合。公共料金や携帯電話などの明細が届かないならまだしも、それらの支払方法を引き落としではなくコンビニ払いなどにしておいたとしたら、払い込み用紙すら新居に届かないという事態を招いてしまう。引っ越したばかりで何かと忙しい本人には、そういった書類が届かないからといって焦る気持ちはあまりない。「後で考えよう」という安易な気持ちが一月、また一月と時間が経ち、結局支払いを延滞している状態になってしまう。
恐ろしいのは、借金系の明細や勧告書が手元に届かないことである。クレジットの支払や、金融機関での借り入れの証明書等が手元に届かないことをイイことに、今はバタバタしているから今度支払おう、などと考えて2,3月放置してしまうと、思っている以上に早いスパンでブラックリストに載ってしまう。そうなると、借り入れ中の借金の返済が遅れて利子が膨れてしまうだけでは済まず、ひどい場合には残額の一括返済を要求される場合もある。さらにはいったんブラックリストに載ってしまうと向こう5年は借り入れができないという状態を招くこともある。
引越しをする際には注意が必要だ。